恋愛と家族愛を描いた「アルマゲドン」

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恋人と家族、どちらを取るか…という問題は
なかなか難しく答えが出しにくいものですよね。
中には家族の反対を押しきって
恋人と駆け落ちをした!

というアグレッシブな経験を
お持ちの方もいますが、
その場合の多くは
そもそも普段から親子関係が良好ではなかったり、
家族と居るよりも恋人と一緒にいる環境の方が
穏やかに過ごせるといった
家族愛と恋愛の比重が
元から傾きがちになっている傾向があります。

家族とも仲が良く、
そして恋人との仲も順調という方は
どちらか一方を優先することは困難に感じるでしょう。

勿論、それは家族と恋人に板挟みにあっている
本人のみにとって辛い決断なのではなく、
天秤に掛けられている家族と恋人にとっても
辛いことでもあります。
そんな様々な立場から恋愛と家族愛を描いた映画が
映画界でも名作中の名作と謳われ続けている
アルマゲドン」です。

この映画は恋愛と家族愛についてを
{父親視点}で描かれいる作品。
年頃になった娘のグレースが自分の部下であるA.Jと
自分の目を盗んで密かに付き合っていること知る
石油発掘のプロであるハリー。

離婚をしたことがきっかけで娘グレースとは
顔を見れば言い争いをしてしまう仲。
親子関係がそんな調子なので当然、
グレースは父親であるハリーよりも恋人A.Jを
優先しがちになります。

そんな時、隕石による
滅亡の危機に地球が晒されます。
隕石を地球に到達する前に爆発させるべく、
ハリーそしてA.Jを含む発掘のプロフェッショナルに
人類の最後の希望として
白羽の矢が立てられるのです。

最悪の場合、恋人も
唯一の家族である父親も失うことになるグレース。
最初は恋人への想いと悲しみに暮れますが、
次第に父親の今までの優しさや大切に気付き、
恋人A.Jと同じくらい父親ハリーへの愛情も
大きくなっていくのです。

家族愛と恋愛
ジャンルは違いますがどちらも愛情。
父親と恋人という何よりも大切な
そして優先順位の付けられない大切な人への想い、
そして相手から返ってくる想像よりも大きな愛情に
きっと胸が熱くなることでしょう。