恋愛映画

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恋愛映画の多くは
女性向けに作られたような
現実にそんな男性はいない!と言いたくなる程
ロマンチックなものが多いのではないかと思います。
また世の中の女性が
そんな映画の中の男性を良いなぁと感じ、
理想像として考えてしまうようにもなるので
世の男性にとっては堪ったものではありません。

そもそも感受性が豊かな女性は
恋愛映画を観るにあたって、
自分自身をヒロインに自己投影しながら
楽しむ傾向にあります。
なので、切ないシーンでは
あたかも自分が同じ状況に立っているかのように
涙を沢山流し、
ロマンチックなシーンでは
自分が男性に大切に扱われているかのような
そんな錯覚を起こして幸せに浸るのです。

こんなにも女性の心を掴んで離さない
恋愛映画ですが、
この女性の心理を傾向を利用した
有効的な活用法もあるのです。
例えば、恋愛の中でも最も大きなダメージとなる
「失恋」や「死別」など。

これらの悲しみから立ち上がる助けとして、
恋人との別れから立ち直る
前向きなヒロインを描いた映画を観ることで、
そのヒロインと自分を重ね合わせて
ヒロインと同じように
悲しみから立ち上がれる強さを得られることも
効果の大小はありますが可能です。

また、デート前に気持ちを盛り上げたり
デート後の幸せな余韻を持続させたりする際にも、
女性にとって恋愛映画を観ることは
とても効果的な方法であると言えます。
様々な恋愛映画が作られている現代、
この場合はこの映画を見て
自分を安定させる、といった
まるで薬のような感覚で状況に合わせて
元気の出る映画を「処方」してみるのも
良いかもしれませんね。