道(La strada)

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私が過去に見た恋愛映画の中で、
最も感動したのはフェデリコ・フェリー二の
道(La strada)』です。
親に捨てられた、
少しおつむが弱いジェルソミーナという少女と、
旅芸人のザンパノという男の、
恋愛というか人間同士の魂の交流の物語です。
ストーリーは以下の通りです。

旅芸人のザンパノが、
ジェルソミーナと共に大道芸の旅を続けながら、
時にはぶつかり合い
時には慰め合いながら、
魂を高めていきます。

家族というか、仲間というか、
一心同体で過ごしていた
ジェルソミーナとザンパノですが、
ジェルソミーナが
他の綱渡りの芸人に横恋慕することになり、
それを許せなかったザンパノは
彼を殺してジェルソミーナを捨ててしまう。

ザンパノは罪に問われ、刑期を終え出所し、
年老いてとある町で
かつて自分自身を彷彿とさせる大道芸を見ていたら、
そこに流れる音楽はかつて一緒に過ごした
ジェルソミーナが歌っていた歌だったのです。

ジェルソミーナはその町で息絶えていたのです。
ジェルソミーナの死に直面したザンパノは、
自分が失った物と
ジェルソミーナへの愛に気づくのです。

監督はイタリア映画の名手のフェデリコ・フェリー二、
ジェルソミーナを演じるのは
フェリー二の妻のジュリエッタ・マシーナ、
ザンパノを演じるのはアンソニー・クインです。

この映画のテーマは、
愛というものは失って始めて気づくというか、
認識するもので、
特に人間は愛されながらも
それに気がつくことなく
わがままで移ろいやすい存在であり、
素直に人を愛し抜く難しさと
それゆえの愛の素晴らしさだということです。

とにかく、単なる男女の愛を超えた、
人間同士の愛情について考えさせられる、
素晴らしい映画です。

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